コールドチェーンについて
コールドチェーンとは
コールドチェーンとは、生産食品を生産者から市場、販売店そして消費者の手に渡るまで、最適な温度帯で保管・流通させ、高品質を保った状態で管理を行う物流体系のことです。
コールドチェーン化された物流システムは、消費者へ新鮮で安全な状態で商品を届けることを可能にするだけでなく、保管・流通段階で生じる廃棄を軽減でき、近年社会問題となっているフードロス(食品廃棄)削減にも貢献しています。
朝倉青果市場のコールドチェーン
青果物は「予冷」という、一定時間冷やしこむ作業を施すことにより、日持ちが格段に長くなり、品質が向上します。
朝倉青果市場では、5〜10℃の低温管理施設を活用し、生産者から出荷された青果物を即日に予冷することが可能です。
これにより品質保持が実現し、電動リフトを用いて、低温施設内で販売先ごとに効率よく分荷作業を行い、自社大型冷蔵車両に積載し、得意先に商品を届けるという、「コールドチェーン化されたシステム」を構築しています。
外気にほとんど触れることなく、低温を維持したまま納品可能な為、お客様のもとで商品管理のしやすい、安全で安心な商品をお届けすることができます。
生産者より入荷した商品は、低温管理施設にて即日予冷が可能です。
施設内入出口にはエアーカーテンを設置し、外気の出入りを極力カットしています。
低温管理施設内はリフトの搬入も可能です。
これにより迅速な分荷作業を可能にしています。
管理施設にて低温状態が維持された商品は、リフトを用いて迅速に冷蔵車両へ荷積されます。
外気にほとんど触れることなく、新鮮な状態で納品されます。